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秋の発表会 [violin(子ども)]

連休の中日(10/11)に、息子の習っているヴァイオリン教室の発表会がありました。春には独奏会、秋には合奏の発表会(定期演奏会)があり、その秋の発表会でした。息子は秋の方は今回で5回目の出演。私も助っ人で、2nd violinと3rd violinで数曲、生徒さん達と一緒に弾きました。息子と同じステージに立てるのは本当に嬉しいことです。

息子は、4歳からヴァイオリンを習い始め、只今8歳。スズキの3巻のユーモレスクになんとか滑り込みセーフ!という感じで辿り着き、発表会に間に合いました。合奏の発表会は、教本の中から弾く曲が決まるので、進歩すればするほど弾ける曲が多くなるので、ステージに立っている時間が長くなり、成長が実感できます。息子より1学年下で4巻を弾いている子がいますが、息子より後から習い始め、息子を軽々と抜いて、息子より先にステージに立ち、中学生や高校生の生徒さん達とバリバリと弾いているのを見ると、うーーーん、、、と唸ってしまう。羨ましいというわけじゃないのですが、息子がもう少し集中して練習してくれたら、息子ももう4巻弾いていてもおかしくないのになぁとか、息子は悔しくないのか?と息子を責めてしまったり、思ったような結果が出ていないような気がして、残念に思ってしまったり。、、、、いけませんね。。。息子自身の進度をきっちりと認めてやらなくては!息子は息子なりに、頑張っているのですから。

発表会前は、個人レッスンがなくなり、グループレッスンが毎週ありました。小学2年生の息子が、中学生、高校生のお兄さん、お姉さん達の間に1人入って弾いていたので、グッと上達しました!先生にいっぱい注意されて、ブーッとなっていることも多々ありましたが、みんな通る道と、やりきりました。

この流れをぜったいに止めたくない!ということで、発表会の翌日には、早速次の曲(ベッカーのガボット)の譜読みと練習を一緒にしました。ゆっくりと確実に1小節ずつ進む。「息子のペースに私が合わせる」ことが、最近の私の課題ですが、少しずつ出来るようになってきたかな。以前は、「何で直ぐわからないの?」「え?なんで?ここは、直ぐ弾けるでしょ?」「なんで?どこを押さえたらこの音が出るのかは、もうわかるでしょ?」「これは、こうだって言ったでしょ?」「ここそんなに難しくないのに、なんでそんなに時間かかるわけ?」と、自分勝手にイライラしてしまうことがよくありました。只今、ダメダメ母を修正中!!「おこらなーいっ!」と自分に言い聞かせています。

で、私が丁寧に少しずつ進めると、やっぱり息子は出来るんです。あっという間に1曲最後まで辿り着きました。次のレッスンまでに暗譜も出来てしまいそう。
そうなのか。。。私次第なのか。。。母は責任重大ですね。。。汗。何度も失敗を繰り返してますが、私もちゃんと成長しなくちゃ〜。


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戻ってやり直す [violin(子ども)]

私、昨年9月からヴァイオリンのレッスンを受けています。息子が習っている先生に習っています。
それまで数回、先生には、人前で弾く機会がある度にその曲を見てもらったことがあります。先生に謝礼を渡そうと思ったら、「いつもレッスン受ける訳じゃないなら、別にいらない」とおっしゃる。私としては、無料レッスンはありがたいけど、これを機に「毎週レッスン受けたいんですけど〜」と伝えつつも、「教えること、そんなにあるだろうか?」というお言葉。えー、先生そんな事言わないで〜!「あります、あります。あり過ぎます!私に教えて下さい。もっとうまくなりたいんです!」

私が何度も何度もお願いするので、先生は遂にOKを出して下さり、レッスンを受けることになったのでした。

習い始めるとね。。。
まぁ、なおされる、なおされる・・・!!!笑!

以前ブログで書いたと思いますが、私は、子どもの頃に習い始めて、大人になるまで(結婚するまでの間に)ついた先生方(2人)は、今振り返ると、全然(!)一生懸命教えてくれてなかった。先生方がもしこれを読んだら、なんて思われることでしょう!でも、事実ですから。日々の練習は、どうやってやっていいのか、自分のやり方で合っているのか、これでうまく弾けていると思っていいのか、全く分からないままでした。質問すれば良いのでしょうが、レッスン時に一生懸命先生のおっしゃることを聴けば解るかもしれない、それが出来ないなら自分がバカなんだ、と思って真剣に言われることをやるのですが、結局解らずじまい。何を質問すれば良いの〜?と全く「???」でした。ヴァイオリンというのは、先生のやるのを見よう見まねで学んでいくしかない、とても難しいものなんだろうという風にも思っていたし、先生怖かったし。で、今振り返ると、先生は、対して何も教えてくれていなかったことがわかるのです。「じゃぁ、次はここくらいまで」と予習することが求められたのは記憶しているのですが、私自身、割と譜読みが出来たばっかりに、ちゃんと練習してきたと思われていたのでしょう。全然弾けないのに、頑張ってきたって思われたのですね。先生、それは勘違いです!奏法について、気をつけなければいけないのはこういうことだとか、このフレーズはこういう風に考えて弾くべきとか、次の音に移る時に、こうすれば綺麗に音が出るんだ、今の弾き方では、こういう風に聞こえているんだ、ということを一切習わずに大人になってしまいました。

それが、ボストンで出会った先生、その他の尊敬すべき音楽家の方達のお陰で、私は目が開かれたのでした。ヴァイオリンが弾きたくて弾きたくて仕方がない自分がいました。でも、何を弾いても上手くいかない。「君は、ちゃんと基礎を習ってきていないね」とハッキリ言われたのを今でも鮮明に覚えています。色んな本を手にして、基礎からやり直す、またやり直す、しばらくして、またやり直す、というのを繰り返してきました。あちらに住んでいた時と帰国後何度も訪れてはレッスンを受けていましたが、自分が先生から学びたいという曲を練習し持っていって見てもらうので、その曲の弾き方を学ぶだけでレッスン時間は終わってしまいます。VR先生は、しょっちゅう「うーん」と唸っておられました。毎週会ってレッスンするなら、基礎の基礎から教えないといけないなぁ、でも、毎週彼女(私)は、来られないんだし。全部を教えることは不可能だと思っておられたと思います。

なので、実際私は、独学です。大人になってしまうと、日々チェックしてくれる人がいない。これは痛いことです。どんな分野でもそうでしょう。ある程度の年齢になると、注意してくれる人がいなくなる。そして、ひとりでやっていると、正しいことが定着しないばかりか、たくさんの情報に接して、あれもこれも手を出してしまい、本質から逸れてしまうことがあります。楽器は大人になってからだと、子どものように素早く吸収するということはなかなか難しい。私は、更に、楽器と弓があまり良いものではない為に、それも上達の妨げになっていたかもしれません。
とにかくヴァイオリンがうまくなりたい、という一心で、毎日練習を続けて、ボストンの先生からSkypeレッスンを時々受けていましたが、時差等の諸事情あって、かなり長い間受けていません。それで、あーでもないこーでもないと、我流の練習の仕方をしていたからでしょう。またまた変な癖が定着している。。。

息子がヴァイオリンを習い始め、レッスンに付き添う度に、あぁ、これで何度目のことでしょう。私が基礎を習っていないことを再び痛感。息子のレッスンから学ぶことを自分の練習に取り入れてみる。息子の為の月謝で完全に元を取っているわ!いや、それ以上だわ!というくらい、私は真剣でした。
私なりの努力を続けていた所、一筋の希望の光が灯り、なんと昨年から演奏の仕事がもらえるようになりました。月に3回程、多い時で6回から7回程、人前で演奏することが出来ます。人前で演奏するのは、本当にスゴイ経験です。こうして自分の演奏に責任が伴うことになり、今に至ります。

長くなってますが、、、

息子と同じ先生にレッスンを毎週受け始めてから4か月。少しずつ私の演奏に変化と手応えがあります。

レッスンでは、今モーツァルトのコンチェルト第5番イ長調(と時々依頼演奏の小品を並行してやっています)を学んでいます。これがね、なかなか難しい。。しっかり基礎ができていないことの表れです。本当に基礎って大事。小さい時に、どんなに習う曲の進度が遅いと感じても、基礎をみっちりやっていなければ、私のように彷徨うことになります。私は、子どもの頃、「何となく弾けている」というだけで、次の曲にどんどん進んでいたように思います。

コンチェルトの2楽章を学ぶ上で、ゆっくりの曲を今までちゃんと学んでいないのでは?と先生に指摘されました。今やっているモーツァルトは、スズキの教本で言うと9巻に当たりますが、ゆっくりの曲を新たにあれこれ取り入れて練習するのは、あまり良い方法ではないということになり、スズキの教本の5巻に戻って、やり直すことになりました。先生が5巻と指定された訳ではなく、私がここまで戻ってやりたい!と言いました。

ボウイングやフィンガリングが私が習った頃と変わっているということで、先週楽譜を新しく買って、昨日のレッスンで、モーツアルトと一緒に5巻も始めました。先生は、ゆっくりの曲だけやるんだろうと思われていたようですが、私は、1曲ずつ順にやるつもりです!毎週1曲を仕上げて、レッスンでOKをもらうつもりでいますが、さぁ、どうなることか。昨日、1曲目をやり、直されたのは少しだったのですが、そうか、直されるところがあるということは、次週もう一度聴いてもらうことになる。となると、1曲最短で2週間かな?直しが多かったら、1か月はかかるのか!?
5巻、6巻、7巻・・・と進めて、今年中にスズキの10巻まで終わらせたい!(曲数から言うと難しいのですが、短い曲はまとめてやれば可能か!?)そして、見違えるような、素敵な演奏が出来る私になっていることが、私の今年の目標です。

小さなお子さんにヴァイオリンを習わせているお母さん達。お子様の練習にはどうぞ、(忍耐を持って、笑)毎日付き合ってあげて下さい。先生とコミュニケーションとってますか?質問していますか?他の生徒さんの進度に降り回れていませんか?基礎をしっかりやっていると、後が本当に楽です。コツコツやること、それにつきます。子どもが小さいうちは、親の心掛け次第です。私は、家族の誰1人として練習に付き合うこともレッスンに付き添うこともしてくれませんでした。一切口を出しませんでした。なので、何をやっていいのか、全然わかりませんでした。これは残念なことです。わかれば、絶対楽しい→楽しいとやりたくなる→疑問がわいたら先生に質問する→先生が一生懸命答えてくれる→言われた通りやってみると出来る→もっと楽しくなる(→もっとたくさんの良い影響が!)

昨日のレッスンで、「本当にヴァイオリンが好きなんだねぇ」というようなことを先生がおっしゃって、私の演奏はまだまだ発展途上だけど、何か認められたような気持ちになって、ますますやる気が一杯です!


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1巻の検定曲を録音 [violin(子ども)]

書き留めておこうと思いながら、時間が経ってしまった1つのこと。

もう先月のことですが。。。
6月26日、息子、スズキの1巻の検定の曲、録音終了しました!

昨年、幼稚園の年長になった4月に始めた1巻最後の曲、ゴセック作曲「ガヴォット」。

息子がヴァイオリンを習い始めたのは、年少の夏。4歳の誕生日を迎えた時のことでした。
最初は楽器を構えるとか弓を持つ手の練習、そして段々と弾く練習が入ってきます。かんしゃく持ちの息子、ヴァイオリンのことになると、何も知らなくても自分は何でも出来る、自分の考えることが正しい、他人の言うことなんぞ全く聞く気なし、と、ちっちゃいくせに、何とも不思議ちゃんな態度を見せるので、私は、子どもと一緒に楽しんで練習出来るものだと思っていたのに、何の何の。「めっちゃ大変やん!」。子どもに習い事をさせるのは、想像以上に大変だということを直ぐに思い知ったのでした。

私自身ヴァイオリンを弾くので、レッスンで先生から教わったことは、家できっちり息子に伝えられるとかなり強気で、私の中では、スズキの3巻までは、スラスラーっと進んでいく予定なのでした。ところがところが・・・。そんな最初の思いは、直ぐに吹っ飛んでいきました。
昨年の4月、息子が幼稚園の年長になって直ぐ、やっとこさ、1巻の最後の曲に入れた〜!と喜んでいたのですが、その後の道は実に険しかったのです。まぁ、原因は、幼稚園の担任の先生の悪質な教育にあるのですが、先生の執拗なまでの、いじめともとれるような酷い指導に、ジワジワと精神的に参って、自分を失ってしまった息子。演奏のちょっとのミスや、どうしたら良いか分からないところにぶち当たった時、かんしゃくを起こし、自分を責め立て、荒れ狂っていたのでした。レッスンでも、先生を困らせたり怒らせてしまうような反抗的態度をとることもあり、まぁ、大変でした。息子の受けた心のキズの手当には相当の時間を要し、夫も私も苦労の連続でした。


さてさて、息子の習っているスズキの教室では、先ず最初の1巻で検定を受けるのが「ガヴォット」で、毎年秋が検定のシーズンで、録音したものを本部に送ると、偉い先生が聴いて下さり、検定修了証をもらえるのです。息子はガヴォットかなり苦戦していましたが、9月あたりから、レッスンで録音してみようか、と何度か挑戦しました。息子は繰り返しを忘れたり、リズムがちょっと悪くなったりした瞬間に、「もうボクはダメなんだーーー!」とひっくり返って怒り泣きして、思いっきりヴァイオリンを嫌いになっていました。そこまで神経質にならなくても、と周りの人は思いますが、幼稚園で酷い言葉を先生から浴びている影響もあって、小さなことでも、大変なことになってしまっていました。

「今日が検定締め切り前のレッスン」という日にも、ちょっとしたことで上手くいかず、結局は検定を受けられずに冬へと突入。先生は、「来年でもえいがよ(いいよ)」とおっしゃり、2巻へ入りました。

卒園で苦しい年長の1年を終え、グッと精神的に落ち着いた息子、小学校に入学し、少しずつエンジンがかかり始めました。2巻も半ばに入り、1巻の曲も引き続き練習していて、「なんか最近良いおと出すようになってきたんじゃない?」と。振り返ってみれば、昨年の秋の音は、何とか頑張って弾いている演奏。今のは、余裕を持って弾いている演奏。

6月に入り、「そろそろ録音させてもらえるかもね」、なんて家で息子と話していたら、息子、「先生、ガヴォットろくおんしていいの?」と自分から聞き、「やってみようか」と先生。

その日は、音程が悪くてダメでした。息子はガッカリして、また以前の息子に戻りかけました。が、何とかくい止め、家で何度も伴奏CDに合わせて練習。

そして次のレッスン日!

「今日はできるかな。でもダメかも・・・」とレッスンが始まるや、ソワソワする息子。
大抵は、いくつかの曲を先に演奏して、ガヴォットも1度先生に聴いて頂いてアドバイスを頂いてから録音に入りますが、この日は、いきなり「ガヴォット弾こうか」と録音開始!!

「○○支部、△△クラス、◆◆(名前)、6歳です。ゴセック作曲、ガヴォットを演奏いたします」と言うと、伴奏が始まり、演奏。

録音は、1日3回まで、と先生はいつもおっしゃいますが、この日、息子は1発OK!!!
ヤッター!息子が弾き終わった後、先生が音を出して確認される時、「またダメなんだよね・・・」と勝手に思い込んでいましたが、「出来てる、出来てる。よし、これで送ろうね」との先生の言葉に、ガッツポーズ。

先生に合格を頂きました。音源が本部に送られるのは、やっぱり秋のようですが、まぁそれは良しとして、1巻をちゃんと終えられました。基本に厳しい先生なので、私が最初に思い描いていたようには全く先に進めませんが、今は、そのことに感謝しています。弾けるようになっているのですから。

今は、息子、2巻のシューマン「二人のてき弾兵」を弾いています。後半のフランス国家のメロディのところが大好きで、結構真剣に練習しています。去年とはまるで違います。ま、今もかんしゃく起こすとスゴイですが。。。

昨年は何度も何度も、もうヴァイオリンやめよう、やめさせようと思ったり、息子が私に食って掛かってきたり、当たり散らしたり、レッスンでめちゃくちゃ弾いて先生を怒らせたりすると、「もう二度とレッスンには付き合いたくない!」と夫に当たっていました。息子も「もうやめる」と何度口にしたことか。息子にやらせているのは私の自己満足の為?嫌がっているのに無理強いしている?一緒に弾けたら素敵だろうな、なんて思い描くのは自分勝手?でも、やめてしまったら、もうヴァイオリンの話は一緒に出来なくなる、音楽の話も出来なくなる、そんなのいやだー!と悩みました。何とか続けて欲しくて、楽器のサイズアップもしたのに、やめるのは辛過ぎるよ、と泣いていました。

でも、何とか続けてきました。良かった・・・。
これで、夏の合宿に、少し気持ちを楽に参加出来そうです。

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初めての合宿 [violin(子ども)]

お久しぶりです。
先日8月2日、息子、めでたく6歳になりましたー!

さてさて、昨日今日の1泊2日、室戸で行われたスズキメソードの夏期学校(合宿)に参加してきました。上級生と下級生に別れてレッスンを受け(息子はもちろん下級生クラス)、自由時間には虫取りをしたり、走り回わったり、一緒に食事を楽しみ、お風呂で泳いだり飛び込んだり、ベッドルームではワイワイガヤガヤ、寝る直前まで大盛り上がりでした。

曇っていて夜、星の観察は出来ませんでしたが、どの時間もとても楽しかった。

いったい普段の何倍ヴァイオリン弾いたんだろう!?とみんなで大笑い。

宿泊施設には、他の団体や家族連れも泊まっていて、夕べの集い、朝の集いで顔を合わせ、挨拶をし、ヴァイオリンの演奏を披露したりゲームをしたり、朝はラジオ体操を一緒にやったりして、交流がありました。

おチビ達、子ども同士で仲良くなりましたが、私もお母さん達と親しく話をして、とても充実した時間でした。

帰りのバスで、山道を降りる最初の4kmで乗り物酔いが始まり、到着までの2時間、死にそうな思いでバスに乗っていた私。。。今も気持ち悪い。。。死ぬかと思いました。。。

それにしても、下級生のおチビ達、小さな体で、ヴァイオリンを弾きまくった。これって、スゴイこと。本当に凄い。一杯いっぱい、褒めまくりました。
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発表会 [violin(子ども)]

おはようございます!

昨日は、息子の習っているヴァイオリン教室の発表会でした。熱が出たり、よほどの事情がない限り、必ず毎日練習してきた息子。レッスンの時には、度々癇癪を起こしたり、教えて下さる先生の手を振り払ったり、勝手に弾いたりと、先生を困らせ&怒らせることがあり、付き添う私は寿命の縮まるような思いを何度もしましたが、ここまで一生懸命親子で頑張ってきました。家では、練習中に親子喧嘩のようになって怒鳴り合ったり、「もうヴァイオリンやめてしまいなさい!」とヴァイオリンを片付けてしまうようなことがあったりしました。

まぁ、色んなことがあっても、やっぱり続けてきました。

本番直前は、段々息子も気持ちが乗ってきて、驚く程良い演奏をするようになっていました。

さぁ、本番は。。。

私も今回は、アンサンブルの第3ヴァイオリン要員として駆り出され、朝9時45分の集合でリハーサル。それに付き合わされる息子はたまったもんじゃありません。朝早く起こされ、一緒に出掛け、客席で待たされる。持っていった電車のおもちゃでシャーシャーと音を鳴らしながら遊んでいると、役員のお母様に外に連れ出され、そこにいる、別のお母様方に監視され見守られながら1人で遊んでました。そして、アンサンブルのリハーサルが終わってから、絶対に練習させようとする私と対面。息子のことです。当然のことながら一生懸命抵抗しました。ホールの奥の階段を上ったところにある、オムツ替えのスペースにカーテンがかかっていて、「あらー、ここいいじゃない?秘密基地で練習しようよ。だーれもここまでこないよぉ」とかなんとか上手いこと言って、サッサと練習させました。

ところが、ここでの練習、何故かボロボロの息子。だいじょーぶですかー!!!
息子は気が動転して泣き出しましたが、「大丈夫、大丈夫。ちゃんと出来るよ。もう1回やっておこう。でもね、もしも、間違えてもちゃんとわかるところからまた弾いたら良いからね。」と少し前から毎日説明していたことをもう一度話して、再びキコキコ。上級生はリハーサルがありますが、おチビ達はリハーサルをしないまま本番になるので、とにかく少しでも練習させておきたかったのです。

練習後、お昼ご飯を調達しにいって、息子の食べたいものを買って、控え室で過ごす。他の子供達がいるお陰で、息子はごちゃごちゃ言わずに、お兄ちゃん達に色々世話してもらっていました。

秋の発表会(定期演奏会)は、ソロの2人を覗いては、皆、合奏です。息子は、スズキの1巻の「習作」「メヌエット」、「むきゅうどう」「ちょうちょう」「こぎつね」「キラキラ星変奏曲」を弾きました。
私は、ハイドンの交響曲第94番「驚愕」の室内楽アレンジされたもの2楽章と3楽章を弾きました。

息子はちょっと間違えましたが、メヌエットで、ちゃんと分かるところまで待って、もう一度入り直して演奏しました。合奏で良かったわ。よく考えながら弾いていました。ヴァイオリンの演奏は、練習してきたことがそのまま表れます。直前に直したことや取り入れたことは、上手くはいきません。あぁ毎日練習して良かったー。
堂々と弾いていました。去年は、ヴァオリンをちゃんと持てること、構えられること、弓が動かせることがやっと出来る状態で、キラキラ星のみの演奏でした。私が一緒に出て、指を押さえて演奏しました。それが、1年経ったら、他の子達と一緒にちゃんと弾いているんです。凄いことです。

私の演奏は、手の高さが少し不自然でした。手首がかなり上がってる。夫が撮ってくれた写真を見て、これはすぐに直さないとと、早速今日の練習課題です。

発表会には、お友達が来てくれて、直接私が誘ったのではなく、他のお母さんから聞いて駆け付けてくれた人もいて、お花やお菓子がドッサリ。女の子5人と男の子1人とそのお母さん達から花束とプレゼントを頂きました。こんなにしてもらって良いのでしょうか!?

無事に発表会を終えて、夕方夫を空港に見送りにいきました。夫は毎日激務で、ほとんど休めていません。そんな中、無理矢理時間を空けて息子の発表会に駆け付け、また仕事に戻って、そのまま出張です。まだ今飛行機の中です。今週はスペインへ。

今週もまた、慌ただしい日がが続きます。

さぁ今日は、幼稚園の公開授業の参観です。
皆さま、良い一日を。

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悔しいのは分かるけど [violin(子ども)]

昨日午後、息子が習っているヴァイオリン教室の合同レッスンがありました。

ズラーッとおちびから高校生まで並んで、キラキラ星から始まります。
キラキラ星→ちょうちょう→こぎつね→むすんでひらいて→かすみか雲か→アレグロ→むきゅうどう→習作→メヌエット第1番・・・と進んでいきました。

自分のまだ習っていない曲、習っていてもまだちゃんと弾けない曲がくると、順番に座っていきます。おチビ達は、ポツ、ポツっと1曲進むごとに座ります。

息子は、今ト長調の音階を習い始めたところで、いよいよ習作に入ります。私が家で教えて、少し弾けるようになっていますが、「ト長調の音階は難しいのだから、そんな直ぐには弾けないよ」と先生からはまだ教わっていません。

いよいよ「習作」になった時、息子は私の一瞬見て、「ボクは しゅーさく ひけるんだもん!」。という顔をしました。お、やる気かい?16分音符になるところはまだやっていないので、自滅することは目に見えていました。でも、やってみたいならやってごらん、と私は頷きました。

息子は弾ける筈と自分で思っているの曲が弾けませんでした。弓が止まってしまい、指が滅茶苦茶になり、どこから弾き直したら良いのか分からず、なんで!!という顔をしました。どんどん顔が歪んでいきます。弓を強く握りしめ、ヴァイオリンを今にも投げそうです。私は、座って良いよと合図を送りますが、息子は顔を横に振る。何度やってもウンとは言わずに立ったまま。先生に促されても座らない。涙を浮かべて、ただただ悔しそうにする。私が息子のところへ行って、何度か説得してもダメ。遂には、楽器を床に弦を下にしてバンと置いたので、直ぐに駆け寄り「それをしては絶対ダメ。楽器を大切に出来ない人は、ヴァイオリンを弾く資格はないよ。悔しくても、それは絶対にしちゃダメ」と叱りました。

メヌエットに入ったところで、いよいよ観念して座りました。スゴイ形相で三角座りしてました。

全員でキラキラ星をもう1度弾いてから、休憩になり、2巻に入っていないおチビ達は解散。先生に「今度からは、ああいうふうになるから、最初から座らせてね」と言われました。「すみません。どうしても自分はちゃんと弾けるんだとおもっているようなので」と答えると、先生は笑っておられました。

車の中で、「まだならってないから、ひけなかった!ちゃんとれんしゅうしてないから ひけなかった。おんかいしかまだやってないの。おうちでおかあさんとやってるだけだから、しゅーさくは、まだTちゃんはひけないの!」と息子は怒りながら言ってました。笑。

あの悔しそうな顔を見て、他のお母さんが「悔しかったんやろうねー。でも、悔しいっていうのは、えいねー」と褒めてくれましたが、まぁ、自分の気持ちをそのまま表現するっていうのは、凄いなーと感心します。

そうそう、悔しかったら弾けるようになったら良いのよ。がんばれー、息子。
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独奏会 [violin(子ども)]

連休2日目(4月29日)、息子のヴァイオリンの独奏会(発表会)でした。

朝9時にはホールに到着してリハーサルが出来るよう、楽器を持って舞台袖にいなければいけない、という先生の言葉に少々緊張して、家族で早起きして出掛けました。

3日前のレッスンでふざけた息子にマジ切れした私は、残り2日間、丁寧に&緊張感を持って息子の練習に付き合いました。前回の合奏の発表会の時に、最後の集合写真でハプニングがあったので(演奏には何の関係もないけど)、どんなにちゃんとしていても最後の最後で何が起こるか分からない、という気持ちもあり、私は真剣そのものでした。

息子は、2番目にリハーサルを行い、「おまえ、ふざけてんのか!」と言いたくなるような歩き方とお辞儀の仕方で、先生から思いっきりダメ出しをくらってました。ガハハ。もう笑うしかない。でも、ヴァイオリンはちゃんと弾けてます。先生に「大丈夫かね?もう1回やる?」と聞かれて、息子は「だいじょーぶ」と言って、さっさとステージを降りました。汗。

リハーサルがちゃんと出来たからと言って、たった1回しか弾いてないじゃないか、本番も大丈夫とは限らない、とまたまた慎重な私は、何とか練習させたい。でも、次々演奏があるので出来ないし、夫も私も発表会の写真係で、どこからどう撮るのが良いのか、と三脚をあちこち置いてみてあれこれ試して、忙しい。

本番は午後1時半から。9時過ぎにリハーサル終わって、ホールから家の近い人達は一旦帰宅して着替えが出来るけど、うちはそういうわけにいかないので、後から順にやって来る他の子、大きい子達のリハーサルを聴いて、コンビニへお昼ご飯を買いに行って、外で食べて、散歩して。うーーーー!それでも、時間があり過ぎる。間が持たない。本番に息子が眠気でグダグダになるだろうと最悪の事態を予想しました。プログラムには、息子の紹介は「毎日お母様と一緒にお稽古を頑張っています。せっかくお稽古して来ても、先生に違うことを云われると"もお〜っ!"(`^`)となるのです」と書かれていて、あぁ、この通りにならないと良いけど。

お昼過ぎに、嫌がる息子に少しだけ練習をさせ、後は放置。もうなる様になれ〜。充分頑張ったー。

本番、息子は2番目の演奏で、「むすんでひらいて」。スズキの教本では1巻の4曲目です。(レッスンでは8番のアレグロまで進んでます)。ピアノとピッタリ合って、指も綺麗に動いて、弓も正しく使えて、良い演奏でした。あぁ、よかったー。曲が短すぎます。もう1曲弾かせて欲しかった。

独奏会には、息子のピアノの先生(私のピアニスト)ご家族と、同じ幼稚園のお友達家族が聴きにきてくれました。息子はピアノの先生から素敵なお花のアレンジメントとイチゴのプレゼントを頂き、ご満悦。「上手に弾けてたよ。本当に良い演奏だったよ」と息子に言うと、「うん、うん」と満足した様子でしたが、カメラ係で全く相手にしてくれない夫と私に怒りながらホールを出て行って、先生のご主人と娘さん二人に遊んでもらっていました。息子の子守りをさせてしまって、ホント申し訳なかったですが、ありがたかったー。

夫も私も、演奏者全員をちゃんと撮影したつもりですが、まだ確認してません。怖いよー。小ホールはフラットな座席なので、最前列の人達の頭がどうしても入ってしまう。あーん。悲しい。

独奏会の後、スズキの検定合格者や合同レッスンの皆勤賞等の表彰式があり、息子は皆勤賞と独奏会の記念のたてを頂きました。それから合同レッスンになりました。難しい曲から始まって、段々曲が簡単になるにつれて、弾ける子どもが増えて、最後はキラキラ星変奏曲で締めです。息子は途中で電池切れで寝てしまい、グースカピースカ・・・。息子の弾く曲の前の曲で「Tちゃん、出来る?起きられる?ヴァイオリン弾けるかな?」と起こすと「できる!」。椅子から降りてヴァイオリンを脇に挟んでステージへ行こうとすると、同い年の子が息子を抜かして行きました。それを見た息子、「3番じゃないの!」と怒って、ブスッとしながらステージへ。先生に「また、何怒ってるの?おこられんが!」と言われてしまいました。小さい子が何か文句言ってる、と前の席に座っているお母さんがドッと笑う。寝る前に食べていた飴がまだ口に残っていたようで、口をモゴモゴさせながらヴァイオリンを弾くのだけど、それがもう怒っている顔にしか見えない。あぁ、うちの子らしいや。ハハハ。

ステージ最前列中央に立って、大きい人達に混じって演奏しました。これもちゃんと弾けてました。良かった良かった。

独奏会は、先生が出ても良いと判断した22人が出ていて、みんななかなか良い演奏でした。上級生になると、しっかりした演奏です。楽器もなかなか良い。最後に演奏した高校生の男の子は、セミプロクラスです。基礎が叩き込まれている子は、こんな風になるんだ、と羨ましかった。私も息子の年齢からやり直したいわ。がんばらなくちゃ。

今までの練習と独奏会を頑張ったご褒美に、息子のリクエストに応え、ファミレスへ行きました。

やれやれー。頑張ったねー。終わったー。ばんざーいっ。

昨日、連休3日目は、またいつも通りヴァイオリンの練習させました。やっぱり上手くなってる。このままペースを落とさず、次々弾いていって欲しい。親子二人三脚はまだまだ続きます。
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マジ切れした! [violin(子ども)]

昨日の息子のヴァイオリンのレッスンのこと。

1回は熱で、もう1回は教室のお休みの日で2回連続でレッスンを受けられず、3週間ぶりのレッスンでした。家でみっちり親子で練習していたし、確かな手応えを感じながら臨んだレッスンなのでした。

なのに!

息子ったら、真面目にやりません。まぁまぁ、そんなことは小さいうちはあるよ。という意見は分かります。

でも。先生のお宅までの道のりで、車の中でお菓子を食べ、駐車場から先生のお宅までの間にもボリボリ食べ(←これ、わざとやりました)、玄関に入って挨拶しようという時にも、敢えて飲み込まずに口をモゴモゴさせて、先生をじーっと見る。先生を試そうとしてました。

何度も注意して、挨拶をして上がると、まずトイレ。喋りながら用を足して、さぁ、レッスン始めましょう、と楽器を持った瞬間、座り込み。何やってんねん!ちょっとしてから、「おかーさん、うんちー!」。はい、そうですか。急ぎ連れて行って、またトイレで仕切りに喋ります。

トイレから戻ると、先生に話しかけ、座布団にゴロンと寝転ぶ。

私の真剣な目を見て漸く楽器を持ち、3日後に迫った発表会のソロの曲(むすんでひらいて)を演奏。舞台に登場するところからやって、お辞儀をして弾く。それがそれが、もうめちゃくちゃです。わざとです。ふざけています。

発表会の説明を先生から受けてから、キラキラ星変奏曲から順に弾いていきます。どの曲もぐちゃぐちゃ。注意されるとむくれる。先生を睨みつける。ボウイングを間違えると、地団駄踏んで怒りだす。先生が息子の手を支えようとしたり、音程を注意して「2のお家はどこ?3のお家、低いなぁ。」と指の位置を正すと、「わかってるー!」と言って振り払う。音程も信じられないくらい酷い。弓の動きもめちゃくちゃ。

普段やっている通りに弾けば良いだけなのに、全部崩してめちゃくちゃやる。しかめっ面で、足をばたつかせ真っすぐ立たない。楽器が下がってくるのを直されているのに、酷い姿勢でまた直ぐに楽器を下げる。「ここを見て、よそ見しない」「ここは、こんな音で良いの?」と先生が弾き比べをして息子に尋ねると、ちゃんと分かって答える。なのに、言われた通りには絶対にやらないぞと思っている様子。私には息子が真面目にやっていないのが分かるので、しばらく見て、もうこれ以上はダメだというところで、「T、しっかりやりなさい。ちゃんと練習してきたでしょ!」と注意すると、「わかってるー!」と言って泣き出したーーー。

「きみが怒っても、先生は全然怖くないで。ニコニコ素敵な笑顔で弾いて欲しいなぁ。」と先生に言われる。「上手く弾けないときは、ある。でも、それで怒らない。大きなお姉ちゃんも、ここは30回も練習したよ。泣いて上手になるんだったら、沢山泣いたら良い。でも、それで上手になれるが?」と先生。

お休みの間、「ロングロング アゴー」「アレグロ」を私と予習して行ったので、それも弾きました。先生には、家で練習してきたんだな、ということはちゃんと認めてもらえたものの、グダグダでレッスンを終わりました。

帰り道、私は息子にマジ切れしました。正しいことをちゃんと教えて下さる先生がいるのに、レッスンの時間を無駄に過ごすなと。
やりたくないなら、やらなくていい。やめたらいい。先生の言われたことを、ちゃんとやろうと思わないのなら、絶対に上手にはなれない。今日は、わざとめちゃくちゃやっていたのを、お母さんは分かっている。意味のあるレッスンを受けて、次はこうやって練習したら良いんだ、って学んで帰ってこなかったら、楽しくなくなる。真面目にやりなさい。

「つぎからは、ちゃんとやります」と息子。「そう思うなら、ちゃんとヴァイオリンの音でそれを表しなさい。」と強く言いました。

家に帰ってからも、あれこれ我がままし放題の息子。夜は、ご飯はちゃんと食べない、あちこち行ったり来たり。ピアノの練習もひどい。お風呂の前に、購入したてのバリカンで散髪しようとしたら、一悶着。

今日はこういう日なんだろう。。。。でも、うーーー。いったい何なのよっ!いい加減にしろ!とまた息子に切れてしまいました。

息子の我がままが過ぎたので、夫も雷をドカンと落としました。

こんな時もあるだろうとは思いますが、酷く疲れました。毎日一緒に努力していることが踏みにじられている気もして、酷く腹が立ちました。習ったことを忠実にやること、継続させること、それがヴァイオリンの初期段階には大事なことなのです。ヴァイオリンに関しては、反抗している暇はないのです。ちゃんとやっていて良かったと分かる日が必ず来るからです。そして、ちゃんと自分が弾けていることを自分で理解できた時、それがどれだけ大きな喜びになるか。他人と音楽をする喜びも何倍にもなります。世界が広がって行くのです。息子には、その域に達することが出来ると私は心底思っています。プロになって欲しいと思っているのとはちょっと違います。もちろん、本人がプロになりたいと思った時、その道に進むことも可能だ、というレベルまでもっていってやりたいと思ってはいますが、音楽をする上で突き詰めて行くと、「プロもアマチュアもない」ということなのです。どれだけ音楽と真剣に向き合うのか。これに尽きるのです。そして、やればやる程、分かれば分かる程、楽しくて仕方がない筈。音楽が人生を支えるものになるということは間違いないのです。楽しむ為には、その前に、努力が必要なのです。小さくても、一旦やり始めたら真剣にやらなくてはいけません。

ダラダラと書いてしまいましたが、明後日には、息子の初めてのソロの発表会です。合奏もあります。真剣に取り組んで、ステージで楽しいという気持ちを味わって欲しい。それを積み上げていって欲しいと思います。

息子に要求するばかりではダメですね。私も頑張ります。

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息子のヴァイオリンとピアノ [violin(子ども)]

今月から、土曜日の朝8時半に息子のピアノのレッスンが入り、週末と言うのに早起きを強いられています。それでも、やっぱり朝から音楽というのは、最高の幸せ。息子は嬉しくて仕方がないようで、ピアノの楽譜に付いているCDに合わせて練習し、もうそれはそれは楽しそうに、何度も何度も繰り返し弾いています。いつでも歌っているし、ヴァイオリンと同じ「キラキラ星」や「ちょうちょう」が流れてくると、エアー・ヴァイオリンとでも言うべきでしょうか、ヴァイオリンを弾く真似をして、ヴァイオリンの指番号で歌って、ケラケラ笑っています。ヴァイオリンの練習が4歳にしては結構長い時間やっているので、ピアノも続けてやると、優に1時間は超えます。まぁよくこれだけ集中力が続くなぁ。

ピアノの先生は、息子の毎日の忙しさ等、全くおかまいなしで、宿題は結構多い(汗)。私は少しはピアノを弾きますが、親が手ほどきしてくれたくらいで、ちゃんと先生について習ったことがないので、ピアノというものをどういう順番で進めていくのか興味津々。習い始めた段階で、右手も左手もやるのですね。息子が幼稚園に行っている間に、息子の本で、練習しちゃおうかなー、それで、益々レッスンがお得感満載になりそう。へへへ。

息子のピアノのレッスンの中で、今私の一番の興味は、譜読み。ヴァイオリンは、しっかり正しい姿勢で楽器が持てるようになることがまず難しいし、右手と左手は全く違うことをするし、綺麗な音を出すことなんて、めちゃくちゃ難しい。だから、楽譜を見ながら弾くなんて、小さい子どもに要求するのは酷なようにも思えます。実際、普段のレッスンで、まぁ、まだ1巻だからでしょうが、譜読みはほとんどしていません。私は、息子に楽譜を見せたり、スケールを紙に書いて、少しずつ音の長さや読み方を教えていますが、まぁ、そもそも弾くことが大変なので、これ以上やってたら寝る時間遅くなる〜、もう時間切れー!と言うことが多く、譜読みは優先順位が下がります。で、指番号で歌いながら弾かせると言うことが今のところ多いです。

一方、ピアノは、楽譜を見て弾くことが基本ですよね。楽譜に書かれている通りに弾く為には、音符、休符、その他記号をしっかり理解しなければなりません。最初のレッスンからそれをしっかり教えられます。うーん。これは実に素晴らしい。私が出来ないところをしっかりカバーしてくれる。

しかも、最近のピアノの楽譜は、とても良く考えられていて、知らず知らず読めるようになっている、自然に使う指が増えていって、単純な音をポンポンポンと弾いているのに、先生が素敵な伴奏を弾いてくれて、すごい良い曲を弾いている気になれるのです。レッスンから帰っても、直ぐに練習したくなっている息子を見ると、よしよし、いいぞいいぞ、と実に嬉しい。

体験レッスンと2回のレッスンを受けて、先生の教え方進め方も、レッスンの雰囲気も今のところ満足なので、息子が楽しく続けてくれたら良いなぁと思います。ピアノブームが、ずーっと続きますように。
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ゔぁいおりん、だいすき〜! [violin(子ども)]

我が家の息子は、なんだかんだと言いながらも、毎日ちゃんとヴァイオリンの練習を続けています。病気の時以外は、本当にちゃんとやってます。私よりエライかも!カレンダーに貼るシールがなくなっているので、調達しなければいけません。

朝と夕の2回練習するのが目標でしたが、朝は親子共にそんなに早く起きられないし、朝の7時台に楽器を鳴らすのは隣近所に迷惑かけるので、絶対に無理。実現不可能です。まぁ、1日1回でもしっかり練習すれば良しとしましょう。

私は、夕飯の前に練習して欲しいのですが、息子は、最近彼なりのペースを確立しつつあり、どうしても夕飯の後に練習したいそうです。仕方ありません。息子の意思(意志)を尊重します。そして、練習する曲が3曲になった今、毎日弾きたい順番が違うらしく、それも尊重しています。これから曲が増えていくと、どんな風になっていくのでしょう。

昨夜も「ご飯の前に練習しない?」と誘ってみましたが、夕飯の後が良いと言うので、そうしました。夕飯後、私が「楽器の用意しててねー」とお風呂の用意をしにいくと、「はーい」と"素直な"返事がありました。私がリビングに戻ると、ちゃんと楽器を用意してあったので、よしよし、と練習を始めました。

練習後一緒にお風呂に入り、息子を寝かせてから、夫と「本当に最近上手になってきたねー。練習も毎日ちゃんとやってるし〜。うれしいなぁ。」と話していました。すると夫が、「そういえばさ、今日の練習の前に、Sが(私が)お風呂の用意してたじゃん。その時に、Tが『ゔぁいおりん、ゔぁいおりん、だいすき〜』って言いながら、ケースからヴァイオリン出してたよ」と教えてくれました。「へぇー、そんなこと言ってたのぉ!私には、『なんで おかーさんは おこるのぉ?』ってそればっかり。」

「ゔぁおりん だいすき〜」なんて素敵な言葉、直接聞きたかったなぁ。私の前でも言ってよぉ。でも、息子がヴァイオリンが好きでいてくれることがわかっただけ、本当に嬉しい!

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