SSブログ

マジ切れした! [violin(子ども)]

昨日の息子のヴァイオリンのレッスンのこと。

1回は熱で、もう1回は教室のお休みの日で2回連続でレッスンを受けられず、3週間ぶりのレッスンでした。家でみっちり親子で練習していたし、確かな手応えを感じながら臨んだレッスンなのでした。

なのに!

息子ったら、真面目にやりません。まぁまぁ、そんなことは小さいうちはあるよ。という意見は分かります。

でも。先生のお宅までの道のりで、車の中でお菓子を食べ、駐車場から先生のお宅までの間にもボリボリ食べ(←これ、わざとやりました)、玄関に入って挨拶しようという時にも、敢えて飲み込まずに口をモゴモゴさせて、先生をじーっと見る。先生を試そうとしてました。

何度も注意して、挨拶をして上がると、まずトイレ。喋りながら用を足して、さぁ、レッスン始めましょう、と楽器を持った瞬間、座り込み。何やってんねん!ちょっとしてから、「おかーさん、うんちー!」。はい、そうですか。急ぎ連れて行って、またトイレで仕切りに喋ります。

トイレから戻ると、先生に話しかけ、座布団にゴロンと寝転ぶ。

私の真剣な目を見て漸く楽器を持ち、3日後に迫った発表会のソロの曲(むすんでひらいて)を演奏。舞台に登場するところからやって、お辞儀をして弾く。それがそれが、もうめちゃくちゃです。わざとです。ふざけています。

発表会の説明を先生から受けてから、キラキラ星変奏曲から順に弾いていきます。どの曲もぐちゃぐちゃ。注意されるとむくれる。先生を睨みつける。ボウイングを間違えると、地団駄踏んで怒りだす。先生が息子の手を支えようとしたり、音程を注意して「2のお家はどこ?3のお家、低いなぁ。」と指の位置を正すと、「わかってるー!」と言って振り払う。音程も信じられないくらい酷い。弓の動きもめちゃくちゃ。

普段やっている通りに弾けば良いだけなのに、全部崩してめちゃくちゃやる。しかめっ面で、足をばたつかせ真っすぐ立たない。楽器が下がってくるのを直されているのに、酷い姿勢でまた直ぐに楽器を下げる。「ここを見て、よそ見しない」「ここは、こんな音で良いの?」と先生が弾き比べをして息子に尋ねると、ちゃんと分かって答える。なのに、言われた通りには絶対にやらないぞと思っている様子。私には息子が真面目にやっていないのが分かるので、しばらく見て、もうこれ以上はダメだというところで、「T、しっかりやりなさい。ちゃんと練習してきたでしょ!」と注意すると、「わかってるー!」と言って泣き出したーーー。

「きみが怒っても、先生は全然怖くないで。ニコニコ素敵な笑顔で弾いて欲しいなぁ。」と先生に言われる。「上手く弾けないときは、ある。でも、それで怒らない。大きなお姉ちゃんも、ここは30回も練習したよ。泣いて上手になるんだったら、沢山泣いたら良い。でも、それで上手になれるが?」と先生。

お休みの間、「ロングロング アゴー」「アレグロ」を私と予習して行ったので、それも弾きました。先生には、家で練習してきたんだな、ということはちゃんと認めてもらえたものの、グダグダでレッスンを終わりました。

帰り道、私は息子にマジ切れしました。正しいことをちゃんと教えて下さる先生がいるのに、レッスンの時間を無駄に過ごすなと。
やりたくないなら、やらなくていい。やめたらいい。先生の言われたことを、ちゃんとやろうと思わないのなら、絶対に上手にはなれない。今日は、わざとめちゃくちゃやっていたのを、お母さんは分かっている。意味のあるレッスンを受けて、次はこうやって練習したら良いんだ、って学んで帰ってこなかったら、楽しくなくなる。真面目にやりなさい。

「つぎからは、ちゃんとやります」と息子。「そう思うなら、ちゃんとヴァイオリンの音でそれを表しなさい。」と強く言いました。

家に帰ってからも、あれこれ我がままし放題の息子。夜は、ご飯はちゃんと食べない、あちこち行ったり来たり。ピアノの練習もひどい。お風呂の前に、購入したてのバリカンで散髪しようとしたら、一悶着。

今日はこういう日なんだろう。。。。でも、うーーー。いったい何なのよっ!いい加減にしろ!とまた息子に切れてしまいました。

息子の我がままが過ぎたので、夫も雷をドカンと落としました。

こんな時もあるだろうとは思いますが、酷く疲れました。毎日一緒に努力していることが踏みにじられている気もして、酷く腹が立ちました。習ったことを忠実にやること、継続させること、それがヴァイオリンの初期段階には大事なことなのです。ヴァイオリンに関しては、反抗している暇はないのです。ちゃんとやっていて良かったと分かる日が必ず来るからです。そして、ちゃんと自分が弾けていることを自分で理解できた時、それがどれだけ大きな喜びになるか。他人と音楽をする喜びも何倍にもなります。世界が広がって行くのです。息子には、その域に達することが出来ると私は心底思っています。プロになって欲しいと思っているのとはちょっと違います。もちろん、本人がプロになりたいと思った時、その道に進むことも可能だ、というレベルまでもっていってやりたいと思ってはいますが、音楽をする上で突き詰めて行くと、「プロもアマチュアもない」ということなのです。どれだけ音楽と真剣に向き合うのか。これに尽きるのです。そして、やればやる程、分かれば分かる程、楽しくて仕方がない筈。音楽が人生を支えるものになるということは間違いないのです。楽しむ為には、その前に、努力が必要なのです。小さくても、一旦やり始めたら真剣にやらなくてはいけません。

ダラダラと書いてしまいましたが、明後日には、息子の初めてのソロの発表会です。合奏もあります。真剣に取り組んで、ステージで楽しいという気持ちを味わって欲しい。それを積み上げていって欲しいと思います。

息子に要求するばかりではダメですね。私も頑張ります。

nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

ちょっと気になる言葉親子遠足 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。