親子遠足

ゴールデン・ウィーク初日は、息子の幼稚園の親子遠足でした。
行き先は、森林公園。クネクネ峠道を車で走って到着すると、今度は駐車場から集合場所の広場まで徒歩（学年毎に駐車場からの距離は違うので、妊婦さんや赤ちゃんのいるご家庭は近いところに駐車できます）。息子はもう年中なので、一番遠い駐車場。そこから森の中の急な坂道やら階段を歩いて広場へ。去年は怖がって夫が抱っこしないとダメだった息子が、今年は一人でズンズン歩く。いきなり胸がジーンと来ました。大きくなったなぁ。

いつになくギラギラの太陽の下、姉妹園の親子も一緒に過ごした山の上での一時。クラス毎に集合写真を撮ってゲームをした後、車座になってレジャーシートを敷いて家族紹介をして昼食。しばし寛いだ後、2園全体で親子ダンス。

クラス替えがあって、新しいクラスはどんな感じだろう？と気になっていた私。家族紹介は、子ども達が「○○です。おとうさんは、△△です。おかあさんは□□です。おとうとの◎◎です。よろしくおねがいします。」とすることに。クラスで前もって練習していたそうで、担任の先生が最初にやりたい人、出来る人を募ると、何人かが「はい！」と手を上げて返事をする。その声が大きかった息子は、１番最初でした。最近、息子の吃音が気になっているので、スラスラと大きな声で家族紹介が出来てホッとしました。全く家族紹介が出来ずに、お母さんにしがみついたり泣いたりして、お母さんや上の兄姉（卒園生なのでよく分かっている）が家族紹介をやる、という家庭も結構いました。子どもの成長は、本当にそれぞれです。年中は、クラスをまとめていくのは、なかなか苦労するだろうなと思いますが、子供達自身の力と、担任の先生のやる気に期待したいところです。

息子のお友達と遊ぶ姿、また山の上の方からお友達と止まらず転ばずに駆け下りる息子の様子、どんな状況でも自分らしく、表裏なく振る舞う息子を見て、夫も大いに喜んでいました。「Tさんの隣に座りたかった！」と、レジャーシートを持ったまま怒っていたお友達（結局想いを果たせずにいた）が「Tさん、だいすきだよ。いっしょにあそぼうね」というラブレターをくれて、心の交流をはかっている姿も、親としては本当に嬉しかったー。

「親子遠足も、もう来年で最後かと思うと、何だか変な気分ですねぇ」とのクラスメイトのお母さんのコメントに、うわぁ、それは流石にまだ考えてなかったなぁ。去年と比べることしかしてなかったもんなぁ。来年の遠足も笑顔で過ごせるように、１日１日大切に過ごしたいものです。