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ピアノ教室の発表会 [piano(子ども)]

先週末(3/21)、息子が習っているピアノの先生の教室の発表会がありました。朝から演奏順にリハーサルがあったので、家でまず練習してから出かけて、ホールでリハーサルをし、午後に発表、そして生徒全員の演奏を聴く。まさにピアノ一色の1日でした。

新しい先生に習い始めて最初の発表会、息子はFranz Behr作曲「スペインの歌 Spanish Song」と「鬼火 Will-O'-The-Wisp」の2曲を演奏。レッスンで言われたことを、家で忠実にやらない息子・・・。「先生は、こうおっしゃってたでしょ?」「ここはどうするんだった?」と思い出させて毎日私も練習に付き合ってきましたが、ホールで一人でピアノに向き合い演奏するのは、なかなか大変なこと。息子は緊張していたのか、可もなく不可もなく、というか無難な演奏、いや悪く言うと、面白みのない演奏、頑張って弾いたねとしか言葉が出てこない演奏でした。厳し過ぎ!?だって、練習の時に、”時々!”とても素敵な演奏をしてたから、出来る筈なんです。息子が本来持っている豪快な彼の持つ明るい面が出た演奏になれば、良かったのになぁ。私が横からやいのやいの言い過ぎたかな?ふぅ。

発表会は、小学1年生から大学生まで大勢の生徒が弾いて(昔はもっと多かったらしい)、かなりレベルの高い演奏ばかりでした。中学生以上は、将来ピアノで何とかしたいという思いでやっているように見受けられる人が多かった。これはスゴイことです。。ヴァイオリンだって、ピアノと同じように聴いていて力量がはっきりわかってしまったり、音楽的な表現ができているとか、「この子は、もう既に何かを理解して弾いているな」というのが見えてしまうのはありますが、専門的にやる、というところまでの道のりがなかなか大変なので、あまり意識することがないように思います。ピアノの方では、この年齢でこれくらい弾けて当たり前、そうでないと恥ずかしいというようなのがより強いと感じるし、「プロにさせる訳じゃない」と言いつつも、とても熱心で、ガンガン練習してかなりのレベルまで弾けるように持っていく、というのがあるようで、これは驚きでした。他のピアノ教室をあまり知らないからと言うのもありますが、ピアノは、「個」の存在が大きいのかな。完結できる楽器だからかなぁ。ピアノを弾く保護者も多いし、他に両親共にプロという人もいるみたいだったので、純粋に、そして自発的に音楽を楽しんで奏でるという感覚よりは、言われたことを忠実にこなした上で、自分の方があの子より上、とか、もうこの曲が弾けてすごいでしょ?という、言葉には現れないけれども、すごい闘い&競争があるような感じでした。演奏順についても、同じ学年の場合、なぜこの順番?みたいな。子どもの演奏レベルで親同士が闘ってるというものありそうな気がしました。(批判ではなく、あくまでも私の率直な感想です。)

息子のヴァイオリン教室の場合は、「ヴァイオリンってホント難しいね」「毎日子どもに練習させるのだけでも、一苦労よ」「楽器をケースから出すだけで、何分かかると思う?」「やっと楽器を構えて立っていられるようになった!」「ポジション移動が始まったら、何が何だか(親が)わからない〜!」等と保護者の間で苦労話に花が咲き、「また一緒に頑張ろうね!」という同志のような連帯感みたいなものが生まれたりします。合同レッスンや合宿もあるし、合奏もするので、子ども達も仲良くなります。こんなに進んでいるとか、どれだけ弾けると言うような競争は、もしかしたら私が気付かないだけで、あるかもしれないですが、たとえ、私のように親がヴァイオリンを弾けるとしても、子どもにやらせるのは全然違う大変さがあり、他のお母さん達とも、一緒に悩みながら進んでいるので、同じように話せます。

ピアノもヴァイオリンも両方やってて良かったー、なんて感じました。

それにしても、発表会、女の子のドレス姿は、本当に可愛い!お姫様です。小さい子が素敵なドレスを着て演奏する姿。うっとりします。それにひきかえ、男は!!!息子、入学式に着たスーツで弾きました。それなりに着こなして格好良いのですが、華やかさには欠ける。あーいいなー、女の子。笑。

息子は、発表会後に、友人宅へお泊まり。なんて素敵なご褒美!夫が夕方から出張で、私が翌日(日曜日)早朝から仕事の為、友人が預かってくれることになり、私にも素敵なご褒美!ありがとー!

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