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怒りも原動力? [violin]

先日の息子のヴァイオリンの発表会で、他の生徒さん達の音をいっぱい聴きました。私も生徒さん達と一緒に数曲弾かせてもらったので、直ぐそばで、「この子はこういう音を出すんだ」とよくわかりました。

発表会のとき、保護者は何かしら役割がありますが、私は、生徒さん達(主におちびさん達)が控え室から出てきてステージ袖に入るドアの外で、1回目のチューニングをする役を頂きました。ステージ袖では、先生方がチューニングをします。チューニングすると、子ども達のそれぞれの楽器の素の音が分かり、スゴイ勉強になりました!というか、あれ?この子の楽器、めちゃくちゃ良い音するじゃん!あ、これも、なかなか良いなぁ。と感心してばかりでした。私が触ったのは分数楽器がほとんどでしたが、こんなにも色んな音色があるのかと感心しました。

で、結論は。

私の楽器は、やっぱり安物で、安い、薄っぺらい音がする・・・!!!!

悲しさ通り越して、怒りです。怒りしかありません。学生時代、親に借金して買ったのに〜!キーーーーッ!こんな楽器をつかませた、過去の先生に対する恨みつらみで、キーーーーッ!今となっては、買い替えの余裕がないことに、涙。。。。

上級生のフルサイズの楽器は、明らかに私より良い楽器なんです!
涙。。。。
私、こんな楽器でも、仕事してます。。。もっと良い楽器で仕事したい。。。いや、この楽器でも仕事もらえていることに、ただただ感謝です。

毎月1回ある合同レッスンの度に思い知らされているので、慣れているつもりでしたが、これだけ聴かされると、もういたたまれなくなりました。あー、どうか私に素晴らしい楽器との出会いが訪れますように!

馬力があり、安定感抜群の高級車に乗っていると、バンバン飛ばせるし、疲れない、運転が楽しい、お出掛けが楽しくなるというようなのと一緒で、あまり練習できていなくても、良い楽器を持っているだけで、どんどん上手くなっちゃうんです。こどもの成長って凄いけど、持つもの一つで、こうなるんだ・・・。溜息。

私のやる気は、教室の生徒さん達の誰にも負けていないし、毎日精一杯考えながら練習しているのに、まだ良い楽器を手にすることが出来ていない私。私の楽器は、指板が少し低いので、左手の指への負担が大きいし、痛くなる。ビブラートのかけ具合も、指板と弦との距離のせいで、かけているつもりでも弱い。ダブルストップスも指が痛くなる。ハイポジションが押さえ難い。手を痛めないように、懸命に練習しています。
あぁ、早く、一生ものの楽器に出会いたい。先立つものがないのが致命的ではありますが、何とか早く手に入れたい!あー、どこかに良い楽器眠ってませんかー?笑。

発表会の後、出張の夫を空港まで見送り、息子と二人でコンサートへ行きました。S音大の卒業生のコンサートで、フルートやピアノ、ヴァイオリン、歌の演奏がありました。ピリッと締まった、なかなか良いコンサートでした。ヴァイオリンは1人だけで、演奏内容は、難しい曲なんだよな、これ。というもので、演奏者の練習時間が足りなかったのかな?という印象でした。でもでもーーーー!!!楽器そのものの音が良いんですよねぇ。

あぁ、どうしても、悔しい気持ちが溢れてきます。怒りに近い。

夫が出張から帰ってきて、散々愚痴を聞いてもらったので、今は落着いていますが(笑)、コンサート当日は、帰って来て息子を寝かせた後、楽器は負けてるけど、練習量と練習内容では負けたくない!という気持ちから、なかなか寝付けなくて、頭がカッカカッカしていました。

どん底をまた味わった感じですが、嘆いてばかり入られないので、この怒りのようなエネルギーを、練習にぶつけるだけだ!とまた這い上がって、毎日ガンバッテマス!
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