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母の日2015 [daily life]

昨日は、新しい会場での仕事の初日で、早朝から1時間程ヴァイオリンの練習して(←家族寝てるし、近所の為に音を出せない時間で、右手と左手別々にして)、早目に会場入りしました。ここのところの懸命な練習により、本番はまずまずの演奏が出来ました。よかったよかった。ピアニストから「事務所にこの人はちゃんと演奏できる人だと連絡入れておきますね」と言ってもらったので、ホッとしました。え?もしかしてオーディションも兼ねた仕事だった!?

お昼過ぎに帰宅したら、玄関に息子が飛んできました。そして・・・。

可愛い花束とカードをプレゼントしてくれました。母の日のプレゼントです。

私が仕事に行っている間に、夫とふたりで相談してお花屋さんへ行き、花もカードも息子が選んで、家で一緒にメッセージを書いて用意してくれていました。後で夫に聞くと、お店で「この中から選んでね〜」と夫が息子に言うと、あれこれ見て、「これにする。おかあさんには、これがあうよ」と選んだ花束。それが、夫がこれかな?って思ったものと全く同じだったらしく、何だか不思議な気がしたよ〜、と夫も嬉しそうでした。

カードは、親子のクマが、カーネーションを持ってハグしているもの。夫と息子がメッセージを書いてくれていて、息子からは、

"おかあさん、いつもありがとう。Tのためにバイオリン、ピアノのれんしゅう、レッスンにいったり、みたりしてくれてありがとう。T"

と丁寧に書かれていました。

・・・ジーンときてしまいました。

一緒に楽しく過ごし、ゲラゲラ笑い合う時間もいっぱいあるし、幸せを一緒に感じる時間もあるけれど、毎日の生活はそればかりじゃない。。ぶつかりあうこともあるし、言い合いして、必要以上にキツく叱りつけてしまったりするし、息子のこと一生懸命考えて行動しているつもりでも、それが行き過ぎてしまったり、息子の気持ちを傷付けてしまうこともあったりで、反省ばかりの私なのに、「ありがとう」って言ってくれて。。。カードを何回見ても、泣けてきます。

世界でたった一人、私を"おかあさん"と読んでくれる息子。こちらこそ、ありがとう。
息子と一杯ハグして何度もキスしました。

午後は、"Ivry Gitlis Violin Recital イヴリー・ギトリス ヴァイオリン・リサイタル "へ家族で行きました。もともと、母の日のプレゼントにしてもらうべく、行くことにしたコンサート。

現役最高齢のヴァイオリニストは、御年92歳!?独特の演奏スタイル、彼の音楽の世界を十分に味わいました。あんなにおじいちゃんなのに、あれだけ演奏できるなんて、凄過ぎる〜。先ず長生きなのが凄いです。エネスコとクライスラーの音の出し方に似てる気がしました。ビブラートが素敵。音程が外れたりするのに、それから、彼が自由に拍子をとるので、ピアニストよく合わせられるなー、と思うのに、何かとっても心に沁みる演奏。マイクを手にすると、雑誌やテレビのインタビューの時と変わらない、よく喋るおじいちゃんでした。後半に出てきたギトリス氏の友人の木野雅之さん、前より丸い体でビックリでした。一段と大きくなってない?

日本でのツアーは今回が最後、とイヴリー氏がマイクで喋っていたので、我が家にとっては、彼の演奏を生で聴けるのは今回が最初で最後のこと。色んなことに思いを馳せながら、演奏を聴きました。
★モーツァルト/ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第28番ホ短調K. 304
★ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
★モーツァルト/幻想曲ハ短調K. 475 (piano solo:Vahan Mardirossian)
★ブラームス/スケルツォ
★クライスラー/愛の悲しみ
★クライスラー/美しきロスマリン
★バルトーク/2台のヴァイオリンのための44の二重奏曲より4曲くらい(だったと思う)
 たぶん・・・記憶が違ったらすみません。
 *marching song *dance(どれか分からない)*summer song *New year's greetings
★成田為三/浜辺の歌 (ギトリス氏編曲?)
★パラディス/シシリエンヌ(シチリアーノ)
★マスネ/タイスの瞑想曲 (アンコール曲)

夜には、夫と私の母達に電話。どちらもプレゼントは、誕生日、母の日、父の日をぜーんぶひっくるめて、カタログギフトを贈っちゃいました。


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