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読み聞かせボランティア4回目 [子どもと読書]

先週のことですが(2月26日)、息子のクラスで読み聞かせボランティアをしてきました。息子が小学生になって始めたボランティア。今回で4回目で、今年度最後のボランティアでした。

寒く冷たい雨が降る中、学校までトコトコ歩きました。いつも自転車でピューッと行ってしまうので、あっという間に着きますが、息子の通学路は距離にしてちょうど1km、早歩きすると学校についた時にちょうど体がいい感じに暖まります。朝から大きな声が出そう!と張り切りました!

教室に入ると、「わーい、読みかせ〜」と言ってくれる子、先々週の読み聞かせボランティアで読んだ本について、「あれ(いかりのギョーザ)
は、めっちゃおもしろかったで!」と言ってくれる子がいて、おぉっ!気分は上々の滑り出しでした。

読んだのは、2冊。

先ず最初に、『あるのかな』(作:織田道代 絵:飯野和好)。


「みみずに みみは あるのかな?」「・・・(途中、略)・・・」「ラムネに むねは あるのかな?」・・・

言葉遊び(だじゃれ?)の本です。
1年生、言葉の面白さがちゃんとわかってます!笑顔が一杯で、とっても良い反応でした。インパクトのある絵に見入って、出だしの「みみずにみみはあるのかな?」から、「うわー、きもい〜」と言ったり、「あるでー!」「ないでー!」「たぶん、ある〜」と、ワイワイ。ページをめくって「あめだまに めだま あるのかな」には、「えー、そんなの ないろー(ないだろーの土佐弁)」。
でも・・・。「デコレーションケーキに おでこ あるのかな」からは、「ある。絶対ある!」の声がどんどん大きくなり、途中の「パイナップルに おっぱい あるのかな」には、ドッカーンッ!大受けでした。特に男の子達(笑)。
最後の「よなかに おなかは あるのかな」と「あしたに あしは あるのかな」では、多くの子が、「あるで」「あるよなー」。ウンウンと頷き合っていて、もしかしたら、「そんなのないでー」ばっかり言って、しらけちゃったらどうしようかと思っていたので、純粋に「ある」「ある」と目をキラキラさせて言う子ども達に、読みながら涙が出そうになりました。

2冊目は、『これはのみのぴこ』(作:谷川俊太郎 絵:和田誠)。


こちらも、言葉遊びの本。
「これは のみの ぴこ。」→「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもん」→「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもんの しっぽ ふんずけた あきらくん」→・・・・・・という具合に、1ページめくる度に、登場人物が増え文章が増えていく、とっても楽しい絵本です。
左ページの文章が、最初は上に1行だけで余白がたくさんあることに一瞬違和感を覚え、ページをめくると文章が増え、余白が減る。「あ、そういうことか!」と理解した時の子ども達の表情は、なかなか面白かった。「どこまで、増えるんやー」「まだあるがー?(あるの?の土佐弁)」と言いながら聞いて、最後のオチにも大笑いする子とキョトンとする子、色々。

だんだん早口言葉のようになりますが、あえて早く読まず、1文毎に、ちょっとだけジェスチャーもつけました。「・・・(略)・・・とまと ぶつけた やおやさん ・・・」のところで、ぶつける格好も入れると、毎ページ、みんなゲラゲラ笑ってました。前列の子ども達は、最後の方は一緒に大きな声で読んでくれて、盛り上がりました。

読み聞かせボランティアから、その日のクラスの雰囲気、読む本や読む側の気持ちや声の出し方等々、色々合わさって毎回違うものになることを学びました。先生方って、毎日子ども達と向き合い、色んなことを教えて育てて、本当に偉いなーと感心しちゃいますが、ちょっとだけでも子ども達と関わる時間をもらえて、嬉しかった〜。ま、いいとこ取りさせてもらっちゃってる感じです。息子のクラスメイトが、私を覚えてくれていて、学校の外で会っても声をかけてくれるのが、これまた嬉しい。

ボランティアをしてみて気付いたのですが、私は、どうやら可愛らしくて優しいお母さんと言うよりは、「ガハハ〜」「ゲラゲラ〜」と子ども達と一緒に笑うタイプのようです。息子のお陰で現れてきた私の一面。ハハハ〜。演奏の仕事の時は、相変わらずおしとやかですよ〜(笑)。


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