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先生からの返事 [violin]

先月末、ボストンのVR先生に私の演奏を録音したものを送っていました。ピアニストTさんとホールで練習した時に録音したものですが、それを聴いて、コメントやアドバイスをお願いしていました。ちゃんとしたレッスンとして。

何かとお忙しい先生、私の為に時間を割いて下さいました。数日前に「明日には聴くからね」というメールが来ていたので、いよいよかー、と思って待ってました。
今朝家事を済ませて、メールをチェックしたら、首を長くして待っていた返事が来ていました!

細かくコメントが。

はぁ。待ちわびていた返事だけれど、いざ読み始めると・・・。ドキドキしながら読んで、読み終わって、まずは深呼吸。

出来ていないことが色々指摘されて、また課題をどっさり出されている訳で・・・。

最近、気の抜けた練習をしていたので、ここで一発喝を入れられた!という感じ。

ひとりであーでもない、こーでもない、ここはこういう練習が必要だろう、この曲はこうやってみようと練習し、大好きなヴァイオリニストの演奏を聴いたり&観たりしては、取り入れてみて(できなくて撃沈することもしばしば)、テクニックや演奏についての本を読んだり、日々孤独な作業を繰り返している私。行き詰まる一歩手前でいつも踏みとどまっていられるのは、息子のヴァイオリンのレッスンで、息子の先生がおっしゃることを、自分の練習に取り入れたり、息子が練習する時に説明してやってみせたり、それで小さな歩みながら進んでいるから。でも、自信を持って、これで良いんだ、とはなかなか思えないものです。

以前にも書いたかもしれませんが、VR先生に出会うまでに習った先生2人からは、ちゃんとしたことを習っていなかった。これを知った時は、本当に愕然としました。なので、結局のところ、レイトスターターみたいなもので、まだはっきりと自分の演奏に自信を持てていません。

だから、自分が直接受けるレッスンというのは、とても大事。自分が出す音がどう聴こえているのか、遠慮なく、はっきり言ってもらう必要があります。適当に「良いんじゃない?」と言ったり、直した方が良いところが分かっているのに、面倒臭がったり、言ってもしょうがないかも、なんて思われちゃー困る!

で、VR先生は、いつも真っすぐ、本当のことだけを言ってくれる人で、実際にそれが自分で全部出来る人。プロ中のプロだから、こちらは本当に緊張するし、生半可な練習だと曲を持っていけないので、本当にここまでやったという状態にならないと、こちらもレッスンを受けられない。先生が地球の裏側にいて、どうして良いか分からなくなった時、ほんの少し疑問がある時、今聞きたいな、と思っても無理。すぐに聞ける人がそばにいないのは実際辛いところではありますが、近場で先生を捜す気はなかなか起きません。

で、今回送った演奏は、私、もうこれ以上どうすることもできませーん、という状態までなったので送った訳ですが、直ぐに聴いてもらえないと、これはこれでもうずっと緊張したまま。それで、次に自分が弾きたいもの、レパートリにしたい曲を探すとか、前やった曲をさらうとか、落ち着いて練習出来ていませんでした。

でも、ついに返事来ちゃったのよ。
で、また練習なのよ。

こんなこと書いてないで、早く練習するわよー。

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